ごあいさつ                      もどる
こんにちは。永石秀子(ながいし ひでこ) といいます。
この教室の講師を、勤めさせていただきます。
若い頃から、(1957年生まれです。)きものが好きで、お洋服と同じように、日常的に着ていたいなあと思い続けていました。
講師資格を取得し、本校の講師も勤めてさせていただいております。
きものを着る楽しさとは別に、染めや織のこと、生糸のこと、また、そこに関わってきた人々のことと、見ること聞くことすべての出会いに感動しています。
文様や色を見ても自然を表現したものが多く、日本人は、なんと繊細な感性の持ち主なのでしょう。
たぶんそれは、自然と深く関わって生きてきた日本人の自然に対する尊敬の現われではないでしょうか。
そこには、日本人が守ってきた何かが、伝えてきた大切な何かがあると思うのです。
まだまだ知りたいことが山ほどあるきもの世界に、心動かして毎日を過ごせたらと思っています。

初めて浴衣を買ったわ。
思い出のきものを箪笥の中に大事にしまっているの。
きものは持っていないけど素敵よね、着てみたいわ。
お茶のお稽古に通ってるの。
など、それぞれ、きものとの関わりあい方は異なるとおもいますが、きものは身にまとわせてこそ、美しさを感じます。
そして、それは、着る人の思いを引き出してくれているからだと思うのです。
きものは日本の民族衣装ですから、何方でも似合い、どんな色も柄も着こなせるはずです。
長い歴史の中、日本の風土から生まれたきものを、自分の体に合った着方で楽しめるよう、着付けのお手伝いができたらと思っております。